現役時代に3度F1王座に就いた元F1ドライバーのジャッキー・スチュワートが、今でも自分はほとんどのF1ドライバーたちよりも多くの収入を得ていると主張した。
1973年にF1を引退したスチュワートだが、1997年から3年間は自身のチーム、スチュワートGPのオーナーとしても活躍。そして77歳となった現在もF1とはスポンサー獲得活動などにより深くかかわり続けており、最近ではロレックスやハイネケンなどのビッグネームをF1スポンサーとして招き入れている。
スコットランド出身のスチュワートは、『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』紙に次のように語った。
「私は、自分がF1から与えられたものを返そうと頑張っているんだ。成功、名声、そして金をね」
もちろん、F1に大口スポンサーを持ち込んでいるスチュワートには、その手数料などによるばく大な収入があるのは事実だ。
『SonntagsBlick(ゾンタークスブリック)』から、現役ドライバーの中でスチュワートよりも多く稼いでいるドライバーは何人くらいいるのかと質問されたスチュワートは、指を4本立てて次のように答えた。
「メルセデスAMGの2人とフェラーリの2人だね」
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソを忘れていないかと指摘されたスチュワートは、次のように答えている。
「ああ、それでは5人だね。だが、それでも数えるには片手で十分だよ」