マクラーレン・ホンダ、続行に光

ドイツ人F1解説者が指摘したフェラーリ敗北の原因は?

2016年12月20日(火)7:15 am

2016年のF1シーズン開幕前には、メルセデスAMGからF1タイトルを奪取するとの目標を掲げていたフェラーリ。

しかし、いざシーズンが始まってみれば、メルセデスAMGとの差を縮めるどころか、逆にレッドブルにも追い抜かれ、コンストラクターズランキングは前年の2位から3位へと後退してしまった。

元F1ドライバーであり、現在はF1解説者を務めているマルク・スレールは、今季フェラーリがふるわなかった原因を3人の関係者とからめて分析している。

■フェラーリ会長のやり方はF1では通用しない

まず、スレールが最初に名指ししたのはフェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネだ。スレールはドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、マルキオンネはあまりにも好戦的過ぎると次のように語った。

「彼は、いいサッカーチーム監督にはなれたかもしれない。だが、F1では常に選手を蹴(け)りあげるようなやり方は通用しないよ」

「F1は高度な分析が必要なスポーツなんだ。マルキオンネはそこが分かっていないよ。彼は “我々はこうしなくてはならない、ああしなくてはならない”と繰り返し言っているが、F1はそんな風には機能しないんだ」

■アリソンを失ったのは明らかな失敗

次にスレールが挙げた名前は、妻が突然他界したことにより2016年シーズンの途中でチームを離脱し、母国イギリスへと戻ったジェームス・アリソン(元テクニカルディレクター)だ。

「恐らく、今年は彼ももはや集中することはできなかっただろうし、エンジニアたちはかじ取りがいない状況に置かれてしまった」

「私は、彼を去らせてしまったことは明らかな間違いだったと思っている。パートタイムであっても、アリソンがいたほうが、まったくいなくなるよりもよかったはずだ」

■ベッテルの短気は「理解不能」

そして、スレールは最後に2015年にレッドブルから移籍してきたセバスチャン・ベッテルの名前を挙げ、今年ベッテルが何度か見せた短気な態度は「理解しがたいものだった」と語った。

■唯一の期待はロリー・バーンが監修した2017年型車

スレールは、フェラーリには2017年もあまり期待できそうにないとしつつ、次のように続けた。

「唯一の希望は、ロリー・バーン(有名なF1カー設計者)が2017年型車に関してもコンサルティングをしてきており、それが成功するかもしれないということだ。彼はものすごい天才だからね」

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