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2016年躍進のレッドブル ルノーとの関係、新車の開発進度は?

2016年11月30日(水)5:58 am

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、エンジンサプライヤーのルノーとは良好な関係だと話している。

レッドブルとルノーの関係は2015年に悪化し、レッドブルはエンジン供給を確保できない事態となったが、タグ・ホイヤーとスポンサー契約したことで、2016年はルノーエンジンをタグ・ホイヤーのブランド名で搭載してきた。

そして、F1最終戦アブダビGPを前に、レッドブルとタグ・ホイヤーの契約を2年間延長したことが発表された。

■ルノーの改革で関係も成績も向上

ホーナーは、2014年と2015年の不振で「フラストレーション」が吹きこぼれる状態だったと『Speedweek(スピードウィーク)』に認めている。

「しかし、(ルノーで)組織改革と人員刷新が行われて新たな熱意が生まれた。それが今後2年間続くことを願っている。すでに提携を延長してあるからね」

レッドブルは2016年に2勝し、コンストラクターズ選手権でもフェラーリを抜いて2位に返り咲いた。タグ・ホイヤー名を使っているためにルノーの手柄と認められないことに問題はないのだろうか。

「いや、たとえタグ・ホイヤーと呼ばれていても、われわれがルノーエンジンを使っているのは誰もが知っていることだ」

「ルノーの人々は、自分たちの製品がレースで勝利したと誇りに思うだけだよ」

■期待される新車 開発は順調?

2017年は車両規格が大幅に変更される。ホーナーはチームの開発力に自信を持っているが、次のようにも語っている。

「来シーズンに関しては未知の部分が多い。2008年以来、最も根本的な変化だ。現時点では、他チームがやっていることは誰にも分からないから、自分たち自身の仕事に集中するしかない」

天才デザイナーとの呼び声高い最高技術責任者エイドリアン・ニューイは第一線を退いているが、2017年車RB13の開発には大きく関与していると言われている。

スケジュール通りに進んでいるかと聞かれると、ホーナーはこう答えた。

「いつもの通り、われわれのスケジュールは非常に厳しいものだ。しかし、1回目のテストには間に合わせなければならないし、間に合わせてみせるよ」

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