ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーF1への移籍も精神的な後押しになっていると語った。
ヒュルケンベルグは、F1メキシコGP(30日決勝)の予選で、母国のヒーローであるチームメートのセルジオ・ペレスを抑え、フェラーリの2台を上回る5番手タイムを出した。
前回の第18戦アメリカGPでもヒュルケンベルグは予選でトップ3チームに次ぐ7番手だった。
■「みんなにそう聞かれる」とヒュルケンベルグ
ルノーのワークスチームへの移籍が決まり、精神的な後押しになっているのかと聞かれたヒュルケンベルグは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にこう答えている。
「みんなにそう聞かれるよ。たぶん、僕の奥底に何かあるんだろうね」
「でも、来年が安泰なのはもうかなり前から知っていたことなんだ」
■昨年のル・マンをきっかけに気付いたこと
そうは言うものの、心理面の重要性は、昨年のル・マン24時間レースで優勝したあとに気付いたとヒュルケンベルグは語る。
「そのことは、去年のル・マンをきっかけに気付いていたよ」
「ポジティブな出来事が小さな後押しになるってね。ハッピーだと、少し速く走れるのかもしれない」
「だけど、シーズン終盤にはクルマやセットアップについてより理解しているということも言わないと。だから、いくつかの要素が組み合わさった結果なんだろうね」