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【SF最終戦レース2】バンドーン最終戦で優勝!国本、初のチャンピオン獲得/鈴鹿

2016年10月30日(日)17:11 pm

全日本スーパーフォーミュラ選手権 最終戦の第7戦、決勝レース2が鈴鹿サーキットで35周で争われ、No.41 ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最終戦で優勝した。

●【SF最終戦レース1】国本が優勝、巧みなバンドーンに関口がたまらず接触/鈴鹿

レース1で優勝したNo.2 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)は6位に入賞、ポイントを33ポイントに伸ばして、自身初となるスーパーフォーミュラチャンピオンに輝いた。

チャンピオン争いは国本雄資、関口雄飛、アンドレ・ロッテラー、石浦宏明の4名に絞られ、レース2はタイヤ交換義務づけの35周で争われた。

序盤にタイヤ交換義務を果たすドライバーもあり、戦略は分かれた。

■24周目、29周目に2度のセーフティカー

24周目、No.11 伊沢拓也(REAL RACING)がスプーンカーブでクラッシュ、セーフティカーが入りレースの流れが変わる。タイヤ交換をしていなかった国本とNo.3 ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーション KONDO)がピットに入って全車がピットインを完了させ、残り9周のスプリントレースに挑んだが、29周目にNo.16 山本尚貴(TEAM無限)がホームストレートでクラッシュ。2度目のセーフティカーが入った。

残り4周、逆転チャンピオンの可能性があるロッテラーが猛プッシュするが、トップのバンドーンが逃げ切り優勝。バンドーンはチャンピオンこそ獲れなかったものの、日本での最後のレースを優勝で飾った。来シーズンはマクラーレン・ホンダでF1に参戦する。

レース1で優勝した国本は他車のリタイアもあり6位に入賞、初のシリーズチャンピオンを獲得した。レース2で逆転チャンピオンを狙ったロッテラーは、3ポイント届かずシリーズでも2位に終わった。No.8 小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)は最終戦でようやく初ポイントとなる1ポイントを獲得した。

■シリーズランキング
1 国本雄資 33p
2 アンドレ・ロッテラー 30p
3 関口雄飛 28.5p
4 ストフェル・バンドーン 27p

チームランキングでは、P.MU/CERUMO·INGINGが初のシリーズタイトルを獲得した。

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