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【マクラーレン・ホンダ】モービルをレッドブルに奪われ、ホンダエンジンに影響は

2016年10月30日(日)9:09 am

長年マクラーレンのパートナーだったモービルは、ライバルのレッドブルに移ると見られている。

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マクラーレンは21年間続いたモービルとの契約を来年からレッドブルに奪われ、それに代わる燃料・オイルメーカーとして『BP/カストロール』との契約にサインしたと『BBC』が伝えていた。

マクラーレンがレッドブルに長年のスポンサーを奪われるのは、昨年のタグホイヤーに次いで2回目だ。

■株主からロン・デニスにプレッシャー

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は、マクラーレンがモービルを失った理由について、次のように伝えている。

「首脳陣の間に意見の食い違いがあるとうわさされている。金額とパフォーマンスの割合が釣り合わないというのだ」

また、マクラーレン最高権威のロン・デニスが今年限りで退任するといううわさもあるが、スポンサーの減少でバーレーンの株主からプレッシャーを受けているとシュミット記者は書いている。

■ホンダエンジンのパフォーマンスに影響も

マクラーレンとBPの契約金額はモービルより下がるが、それだけでなく、別の燃料とオイルに変更することで、ホンダエンジンのパフォーマンスに影響する可能性もある。

現在のパワーユニットでは、エンジンメーカーと燃料メーカーが協力して開発を進め、燃料やオイルでパフォーマンスが向上することも多い。

例えばF1第16戦マレーシアGPでエンジントラブルを起こしたメルセデスAMGは、オイルを古いバージョンに戻したが、それだけで1周あたり0.1秒ロスしたと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は伝えている。

一方、レッドブルはモービルとすでにテストを行っており、最初のテストに手応えを感じているという。

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