3度のF1王者ニキ・ラウダは、18歳のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対する批判を後悔していない。
F1第13戦ベルギーGPでは、フェルスタッペンの攻撃的なドライビングが危険だと批判の声が上がり、ラウダはフェルスタッペンには「精神科医が必要だ」と話していた。
これに対してフェルスタッペンは、「どうせ(精神科に)行くなら、僕たち一緒に行ったほうがいいかもね」と出演したオランダのトーク番組でジョークを飛ばした。
■やっていいことには限度があるとラウダ
フェルスタッペンの反撃についてF1シンガポールGP(18日決勝)で聞いたラウダは、イタリアのテレビ局『Sky(スカイ)』で笑いながらこうやり返した。
「一緒に行くって? いいとも。そうなれば、残る必要があるのはどちらか、精神科医が決めてくれるだろう」
「マックスは信じられないほどの才能の持ち主だと思う。しかし、コース上でやっていいことと悪いことには限度があり、それを誰かが彼に指摘してやる必要がある」
「問題は、マックスが非常に若いことだ」
「それでも、彼の才能と若さをてんびんにかければ、才能のほうが勝るだろう」