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「誰かがイギリスGPを救う必要がある」とF1ボス

2016年08月31日(水)17:43 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、伝統あるF1レースのひとつであるイギリスGPの開催継続が危ぶまれる状況となっていることを認めた。

F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトは、『Independent(インデペンデント)』紙に対し、イギリスGPを長年開催してきたシルバーストン・サーキットを所有するイギリス・レーシング・ドライバーズ・クラブと、名門自動車会社であるジャガーとの4,300万ドル(約44億4,000万円)の契約締結が決裂した後、シルバーストンが新たな苦境に立たされていると書いている。

シルバーストンではマネジングディレクターを務めているパトリック・アレンがサーキットに対する敵対入札者と「あまりにも密接な関係」にあったことで停職処分を受けるなど、運営体制が混乱に陥っているという事実もある。

シルトは、シルバーストンは2026年までF1開催契約を結んでいるものの、F1最高責任者であるエクレストンにはシルバーストンをカレンダーから落とす権限もあると書いている。

そのエクレストンは、ベルギーGP(第13戦)が開催された先週末のスパ・フランコルシャンにおいて、次のように語ったと伝えられている。

「あそこ(シルバーストン)で何が起きているのかは分からない。誰かが介入して救う必要があるだろうね」

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