バルテリ・ボッタスが来季以降もウィリアムズに残留することになったようだと伝えられている。
ウィリアムズが来季以降のドライバーラインアップを見直すことになるかもしれないと言われている中、これまでウィリアムズ一筋でF1キャリアを積み上げてきたボッタスは来季ルノーへの移籍を検討しているようだともうわさされていた。
■ウィリアムズとボッタスが2年契約を締結か
だが、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』や『Speedweek(スピードウィーク)』が、ボッタスがウィリアムズと新たに2年契約を結んだと報じている。
うわさでは、現在のボッタスの契約には8月末までにウィリアムズ側が契約を延長するかどうか決定しなくてはならないというオプションが付帯していると言われていたが、このタイミングでこういう報道が行われたことはそれを裏付けるものかもしれない。
だが、報道によれば、フェリペ・マッサに関しては契約が延長される可能性は小さいと考えられているようだ。うわさでは、来季マクラーレンでは控えドライバーのストフェル・バンドーンを昇格させるようだと言われているが、マクラーレンのシートを失うことになるジェンソン・バトンがかつてF1デビューを飾った古巣ウィリアムズに復帰するのではないかとのうわさも強くささやかれ続けている。
■近いうちに発表したいとウィリアムズ
ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは、来季のドライバー問題について次のように語った。
「すでにはっきりと申し上げたと思いますが、私たちはフェリペとバルテリが私たちのために行ってくれた仕事に対して非情に満足しています」
「ほかのチームの多くがすでに発表を行っていますし、今では誰もが私たちの発表を待っていることは分かっています。しかし、私たちはまだ2017年のラインアップを発表できる段階ではありません」
そう述べたウィリアムズは、次のように付け加えた。
「私たちはあらゆる選択肢を検討しているところです。しかし、近いうちにそれを発表できることを期待しています」