フェラーリのキミ・ライコネンが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1ベルギーGP決勝を振り返って次のようにコメントした。
●【タイム結果】F1ベルギーGP 決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数
■キミ・ライコネン「クルマはよかっただけに残念」
決勝/9位
「スタート後最初のコーナーで、セバスチャン(ベッテル)が内側にほかのクルマがいるのを見ていなかったんだ。彼は僕が曲がると思っていたんだけど、僕はそうできなかった。だから僕は真ん中につかえてしまい、行き場がなくなってしまったんだ。僕たちはお互いに接触してしまったし、それがその後のレースに向けてかなり悪い影響を及ぼしたよ」
「その後は苦戦を強いられた。僕のクルマのフロアがダメージを受けていたんだ。だけどなんとかいくつかポジションをばん回できたし、できる限りのことはやったよ。簡単なことではなかったけれどね」
「フェアなレースをし、接近戦をするのは構わない。だけど、僕の意見だけど、オー・ルージュでフェルスタッペン(レッドブル)との間に起きたことは正しいことではなかったと思うよ。僕は全速力で走っていたんだけど、ターン5の手前でアクセルを戻すしかなかった。僕が彼を追い抜こうとしたときに彼が僕の前に曲がってきたからね。ほかのドライバーにあんなまねをされたことは一度もなかったよ。もし僕が強くブレーキをかけなければ、僕はフルスピードで彼にぶつかっていただろうし、大きな事故にもつながりかねなかったよ」
「最初のコーナーで起きた問題がなければ、僕がどういう順位になれたかは分からない。だけど、クルマの感触は週末を通じてよかったよ。想定していたような結果ではなかったから残念だ。だけど時にはこういうレースになることもあるものさ」