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アロンソ、相次ぐルール変更に「さじを投げた」

2016年07月31日(日)19:43 pm

ルールの変更が相次ぐ状況に、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は「さじを投げた」と話している。

F1ドイツGP(31日決勝)を前に、ドライバーへの情報提供を制限する無線のルールが撤廃された。また、コース外の走行を禁じる「トラックリミット」に関しても、FIAの指示は二転三転している。

こうしたルールをめぐる議論に参加するかと聞かれると、アロンソが次のように答えたとスペインのメディアが伝えている。

「いや、僕はもうとっくにさじを投げたよ」

「レースごとに変わるんだからね。今じゃ、“どうすればいいか言ってくれ”とだけ言って、その通りにする、それだけだ」

■「トラックリミット」はドイツGPでも二転三転

特に「トラックリミット」のルールをどこまで厳密に適用するかは、チームとFIAの間で意見が対立している。

ドイツGPでは1コーナーが問題となった。FIAは、金曜日の1回目のフリー走行はまったく適用せず、2回目のフリー走行では3回はみ出したら審議すると通達を出した。しかし土曜日になると、二重になった外側の縁石まで許容すると変更した。

アロンソはこう話す。

「今日はこうでも、明日はまた変わりかねない。だから僕は、どうすべきかを毎回チームに聞くようにするよ」

「毎レース、何か変わるんだ。今回は、(無線規制を)1年前のルールに戻した。すごく見応えのあるものにしようと導入したけれど、何も変わらなかったか、いっそう悪くなったからだ」

「予選の時間になったら、どうすべきかを聞くよ。そうすれば時間の無駄にならないからね」

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