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トロロッソ「楽しめるサーキット」/F1オーストリアGPプレビュー

2016年06月29日(水)17:10 pm

トロロッソのカルロス・サインツとダニール・クビアトが、レッドブルリンクで行われるF1オーストリアGP(7月3日決勝)に向けて意気込みを語った。

■カルロス・サインツ「ここはもうひとつのホームレース」
「僕はレッドブルリンクでのレースをいつも楽しみにしているんだ。楽しめるサーキットだよ」

「ターン1は4速ギアで行く中速コーナーで、ここをうまく立ち上がることが重要なんだ。ターン2は坂を上ったところにあって、ここからだとオーストリアの山々がすごくよく見えるんだよ。そこからターン3へ向かう。そこはフロントタイヤをロックさせやすいんだ。だけど追い抜きにはいい場所だよ」

「ターン4から7へと至るセクションはずっと下り坂で、このサーキットで2か所だけの左コーナーが途中にある。そしてターン8に差し掛かるんだけど、ここも下り坂だからミスを犯しやすいんだ。ここにあるピットレーン入り口はちょっとやっかいだね」

「ターン9と最終コーナーは路面に大きな凸凹がある中速コーナーだ。ラップタイムを縮めるにはこれを避けることが必須条件だよ。今年は路面がすべて再舗装されているから、これまでの情報はリセットする必要があるだろうけどね」

「ここはレッドブルの母国だから、僕たちにとっても第二のホームレースだと言ってもいいと思う」

■ダニール・クビアト「かなりクールなサーキット」
「レッドブルリンクはすごく伝統的でいいサーキットだよ。最初の2つのコーナーは少し遅いものの、全体的には高速のサーキットだ。ターン2はこのサーキットで一番低速のコーナーだけど、それでもかなりの腕が必要だよ」

「高速コーナーもかなりおもしろいよ。例えば、ターン5は非常に高速の下りコーナーだ。かなりの下りだからあのセクションを走るときにはクルマの挙動やダウンフォースがどれだけ変化しているかをしっかりと感じる必要がある。ターン6と8は“勇気のいるコーナー”だと言っておこう。あそこではどれだけのスピードをたもてるかがすべてだし、ドライバーの自信のほどが試されるんだ」

「ほかには、ターン8はかなりバンピーでうまくやるのが難しいってことも覚えているよ。あそこではどこがクルマの限界なのかを知るのが難しいんだ。最終コーナーもかなり一気に下っていてすごいよ。このサーキットはかなりクールだと思う。カレンダーにもっとこういうレイアウトが増えるといいと思えるようなサーキットだね」

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