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【ホンダF1】将来的にはマクラーレン以外へのエンジン供給もありえる

2016年06月27日(月)20:28 pm

ホンダでは、今後マクラーレン以外のチームへパワーユニットを供給する可能性も考慮している。

■他チームへの供給を拒むマクラーレン

現在はマクラーレンにだけパワーユニットの供給を行っているホンダだが、2017年から導入される新ルールでは各パワーユニットメーカーは複数チームへの供給を可能とする必要がある。

だが、マクラーレン・グループ最高責任者であるロン・デニスは、頑としてホンダがほかのチームへパワーユニットを供給することを認めないという姿勢を貫いている。

■複数チームへの供給のほうが有利

しかし、ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介は、ルールに従って複数チームへパワーユニット供給を行う可能性を否定していない。

長谷川は、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。

「もし我々にそうする力があるのであれば、2つめのチームへの供給を拒む理由はないでしょう」

「そうすれば、データも経験も増やせますから、さらに短時間で学ぶことができるようになります」

「しかし、現在の我々の状況では、我々のエンジンを望むチームは多くはありませんし、それぞれのチームがすでにエンジンを有しています」

■複数チームへの供給可能な態勢を整える

そう述べた長谷川は、次のように締めくくっている。

「しかし、我々も組織の拡大を計画しています。ですから、興味を持つところがあれば、2つめのチームに供給することもできるでしょうね」

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