メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、チームメートのニコ・ロズベルグとの関係が再び良好なものへと変わっていると語った。
今年3年連続でのF1タイトル獲得を目指すハミルトンだが、現時点では最大のライバルであるロズベルグに一歩先を行かれてしまっている。さらに、今季は第5戦スペインGPで同士打ちを演じて2台ともリタイアとなる事件も起きている。
しかしハミルトンは、カートをやっていたころからの友人であったロズベルグとの関係は再びよくなっていると『Daily Mail(デイリー・メール)』に次のように語った。
「本当にすごくいいよ。驚くほどさ」
ハミルトンは、それはロズベルグが家庭を持ったことなどによって成熟してきたためだろうし、自分の方も以前より大人の考え方ができるようになったためだろうと考えている。
「僕たちは率直に言うんだ。おい、あれはまずかったと思うよ、みたいにね」
最近の2人の関係をそう説明したハミルトンは、次のように付け加えた。
「僕たちには浮き沈みもあるだろうし、お互いに険悪な状態になるときもあれば、仲直りすることもあるだろう。だけど、最終的に、僕たちがどちらも引退して子供などに恵まれたときには、常にお互いを尊敬する間柄になると思うよ」