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タイヤ交換で2秒を切ったウィリアムズ、「勝利のメンタリティー」の証し

2016年06月25日(土)21:29 pm

ウィリアムズは「勝利のメンタリティー」を取り戻しつつあるとチーフエンジニアのロブ・スメドレイが語っている。

ウィリアムズは、フェラーリとマクラーレンに次ぐ3番目のF1勝利数を誇る名門だ。しかし、2003年以降の優勝は2012年スペインGPの1回だけで、1997年を最後にドライバーズタイトルも獲得していない。

また、昨年まではメルセデスAMGとフェラーリに次ぐ3番手の地位を占めていたが、2016年シーズンはフェラーリとの差が開き、レッドブルに追い抜かれた印象がある。

しかし、スメドレイはフランスの『Auto Hebdo(オート・エブド)』に次のように話している。

「カナダではレッドブルを倒した。われわれのクルマのほうが優れていたからだ」

「次のシュピールベルク(オーストリアGP/7月3日決勝)とシルバーストン(イギリスGP/7月10日決勝)でも、われわれは好調のはずだ」

「われわれの野望は、メルセデスAMGとフェラーリという、資金面ではるかに有利なチームに近づくことだ」

■タイヤ交換で2秒を切る

今シーズン、ウィリアムズが他のチームを圧倒する強さを見せているものがある。それがピットストップでのタイヤ交換だ。

ウィリアムズは、これまでの8戦すべてでピット作業でトップタイムを記録し、第8戦ヨーロッパGPでは、ついに2秒を切るという驚異的なタイムをたたき出した。

「これこそ、チーム内に根付かせてようとしている勝利のメンタリティーだよ」とスメドレイ。

「勝利とは、勝てるクルマだけのことではない。心の持ち様でもあるんだ。それこそ、われわれが取り戻さなければならないものだ」

■白幡勝広メカニックのツイート

■2秒を切ったタイヤ交換

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