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【動画】F1オーストリアGPの歴史 ラップレコードは今もシューマッハ

2016年06月25日(土)8:51 am

F1公式サイトがF1オーストリアGPの歴史をまとめた動画を公開した。スピルバーグの美しい山に囲まれたレッドブルリンクは、コースの高低差が大きく、数々の問題が起こってきたことでも有名だ。以前はA1リンクと呼ばれていた。

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レース中のラップレコードは、今でもミハエル・シューマッハ(2003年)が保持している1:08.337というタイムだ。

■マンセル、優勝後に頭を打つ

1987年、ナイジェル・マンセル(ウィリアムズ・ホンダ)がチームメートのネルソン・ピケを交わして自身100戦目のF1を優勝で飾ったが、優勝後、トラックの荷台に乗って移動する際、頭上の柱に頭を打ち、赤くはれ上がってしまった。(動画0:27秒付近)

■フェラーリの2年連続チームオーダー問題

2001年、フェラーリのチームオーダーが物議を醸した。当時フェラーリのチーム監督だったジャン・トッドは、年間チャンピオンシップを確実にリードするため、2位を走るルーベンス・バリチェロに対して、3位ミハエル・シューマッハに抜かさせるよう指示した。このチームラジオが国際映像に取り上げられて物議を醸した。(動画0:55秒付近)

そして、翌年2002年にはさらに問題が起こった。ポールポジションからトップを独走するルーベンス・バリチェロに対して、2位ミハエル・シューマッハを前に行かせるよう指示。そして最終ラップのチェッカー直前にバリチェロが指示に応える形でスローダウン。優勝したシューマッハは、バリチェロを表彰台中央に立たせ、優勝トロフィーを受け取らせた。しかし、あまりにも露骨なチームオーダー、しかも2年連続だったため、世界中から非難された。(動画1:00秒付近)

■2015年はライコネンとアロンソが危険なクラッシュ

2015年にはスピンしたキミ・ライコネン(フェラーリ)にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が乗り上げる形となり、もう少し角度が悪ければライコネンのヘルメットにアロンソのマシンが直撃するほど危険なクラッシュだった。(動画2:26秒付近)

■【動画】The History of the Austrian Grand Prix(3:13)
●【動画】F1オーストリアGPの歴史 Your guide to the Austrian Grand Prix(3:13)[F1.comへ]

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