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サンタンデール、2018年以降はフェラーリとの契約を縮小か

2016年05月31日(火)20:00 pm

スペインのサンタンデール銀行が、2018年以降のフェラーリとのスポンサーシップ契約延長に向けた話し合いを行っていると伝えられている。

●フェラーリのタイトル挑戦は終わっていないとチーム代表アリバベーネ

■現在の契約は2017年まで

現在、フェラーリとサンタンデールとの間に結ばれている契約は2017年シーズンまでとなっている。2012年に現在の契約を更新した際、当時同社の会長を務めていたエミリオ・ボティンは次のように語っていた。

「フェラーリとのスポンサーシップ契約は、この銀行の150年に及ぶ歴史の中で最高のマーケティング手段だ」

そのボティンは2014年9月に心臓発作により79歳で帰らぬ人となっている。

現在は、ボティンの娘であるアナ・パトリシアによって率いられているサンタンデールだが、2018年以降もフェラーリとの契約を延長することには前向きだと伝えられている。

■2018年以降は契約金額を大幅縮小

だが、スペインの『Marca(マルカ)』は、サンタンデールでは契約規模を縮小したいと考えているようだと伝えている。もしそれが本当であれば、フェラーリのF1カーやドライバーたちのチームウエアに掲示されているサンタンデールのロゴは2018年以降、その数が減り、大きさも小さくなるかもしれない。

『Marca(マルカ)』によれば、現在のフェラーリとサンタンデールの契約は年間4,500万ユーロ(約56億円)ほどにのぼると考えられているようだ。

そして、F1モナコGP(第6戦)が開催された先週末、『Speedweek(スピードウィーク)』は、サンタンデールではこれまでよりもコストを3分の1削減した新たな契約を結ぶための交渉を行っているようだと報じた。

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