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フォース・インディア「ペレスが伝統のモナコで今季初表彰台」/モナコGP決勝

2016年05月30日(月)5:27 am

フォース・インディアのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグが、モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1モナコGP決勝を振り返って、次のようにコメントした。

【結果】F1モナコGP決勝の順位、タイム差、周回数、ピット回数

■セルジオ・ペレス「戦略がバッチリはまった」
決勝/3位
「モナコで表彰台に上れるなんて本当に特別なことだよ。これまでの僕のレースでは最高レベルのものだ。特に、今日はすごく難しいコンディションだったわけだからね。ものすごく集中しなくてはならなかったし、すごくミスを犯しやすい状況だった」

「僕のレースのカギを握っていたのは戦略だったよ。今日はほぼ完ぺきに事を運ぶことができた。最初の難しい判断は、いつインターミディエイトタイヤに交換するかということだった。そして僕たちは可能な限りそれを遅らせることにしたんだ。チームは、いつピットに入るかは僕が決めていいと伝えてきた。そして、それがうまくいったよ。それによって僕のチームメート(ヒュルケンベルグ)も含め、2台のクルマを追い抜くことができたからね」

「ドライタイヤへの交換ももうひとつのカギとなった。僕はロズベルグとベッテルが入る1周前に早めにピットに向かったんだ。そして彼らの前に出ることができた。ソフトタイヤは本当にうまく機能してくれたよ。だけど、そのタイヤをいたわる必要があることは分かっていたし、それは簡単なことではなかった。その後のレースを通じてずっと後ろのベッテルからプレッシャーをかけられていたからね」

「チームの全員がこの結果に値するよ。そして僕はこの表彰台をビジェイ・マリヤ(チーム代表)に捧(ささ)げたいと思う」

■ニコ・ヒュルケンベルグ「表彰台を狙えたはず」
決勝/6位
「ポイント圏内でゴールはできたものの、結局のところ、僕にとっては残念なレースだったよ。最初のピットストップのタイミングが悪かったと思っているし、それによって順位を下げ、ほかのクルマの集団に埋もれる形でコースに戻ってしまったんだ。これによって僕のレースが損なわれてしまったよ。その後はずっとそこにつかえてしまっていたからね。今日は表彰台に上ることができるだけの速さがあっただけに、すごく不満が残るよ。だけど、これがレースだし、モナコではこういうこともよくあることだ」

「僕は最後にロズベルグ(メルセデスAMG)を追い抜くことができた。最終コーナーでいい攻めをすることができたんだ。僕たちのタイヤはもうすり減っていた。霧雨が降り始めていたし、クルマを正しい方向に保つのがすごく難しくなっていたんだ。僕のほうがあのコーナーをうまく立ち上がることができたし、ほぼクルマ1台分の長さだけ彼の前に出ることができたと思う。ともあれ、今でも僕は大きなチャンスを失ったと感じている。クルマはスイートスポットに入っていたし、僕には大きな自信も生まれていた。今日は本当にいい感触を得られていたんだ。だけど、うまくはいかなかったよ」

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