レッドブルとルノー・スポールが、パワーユニットの供給契約を2年延長することをF1モナコGPで29日(日)に発表した。
レッドブルは引き続き「タグ・ホイヤー」のブランド名で2018年までルノーエンジンを搭載する。また、今年は1年落ちのフェラーリエンジンを使用している姉妹チームのトロロッソも、2017年から2018年までルノーエンジンを搭載する。
レッドブルとトロロッソの両チームは、最新のパワーユニットの提供を受ける。また、そのブランド名は自由に選ぶことができることもチームのリリースに記されている。
レッドブルは今年、エンジンブランドをタグ・ホイヤーとすることで、別の自動車メーカーであるアストンマーティンとの提携を実現している。
■クリスチャン・ホーナー(レッドブル・レーシングチーム代表)
「長年にわたって大きな成功を収めてきたパートナーシップを延長することができ、喜んでいる。ルノーが行った改革によって、明らかな進歩が実現され、従って、タグホイヤーブランドのエンジンとの継続が理にかなうものとなった」
■ジェローム・ストロール(ルノー・スポール・レーシング会長)
「レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソのように強力な2チームと組むことができ、大変喜んでいる。競争力のあるチームとパートナーとなったことが、進歩したルノーのパワーユニットとわれわれの組織全体に対する両チームの信頼を示している」