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F3の大クラッシュを受け、最低年齢の必要性を訴えるヴォルフ

2016年05月23日(月)20:17 pm

メルセデスAMGビジネス部門のエグゼクティブディレクターを務めるトト・ヴォルフは、ジュニアカテゴリーにも最低年齢を設けるべきだと訴えている。

●【動画】F3が宙に舞う衝撃の大クラッシュ発生!ピケも巻き込まれる

22日(日)にオーストリアのレッドブルリンクで行われたユーロF3で、3台がからむ大クラッシュが発生。幸い全員命に別状はなかったが、宙に高く舞って地面にたたきつけられたリー・ジー・コンは、脊椎やかかとを骨折する重傷を負い、入院している。

オーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』は、「おそらくこの10年で最も衝撃的なアクシデント」と伝えている。

このアクシデントに巻き込まれたドライバーは10代ではないが、F3ではここ数年、大クラッシュが相次いでいる。

「ここにいる若者たちにかかるプレッシャーは、あまりにも大きすぎる」とヴォルフは話す。

「16歳がF3でレースしているのが良いことであるはずはない。最低年齢を設けるべきだと私は思う。F3は18歳に、F1は20歳にすべきだ」

昨年、マックス・フェルスタッペンが17歳でF1にデビューしたことを受けて、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、F1ドライバーの最低年齢を18歳と定めた。

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