2016年F1第4戦ロシアGPが4月29日(金)、ソチ・オートドローム(1周5.848km)で開幕。現地時間14時(日本時間20時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。
フリー走行1回目では一番軟らかいスーパーソフトタイヤを温存したフェラーリ勢だったが、このフリー2ではセバスチャン・ベッテルがまずトップタイムを刻んでいく。ところがそこでベッテルにトラブルが発生。クルマをホームストレート上に止めてしまうというアクシデントが発生してしまう。
その後ハミルトンがベッテルのタイムを上回り、トップに立つ。結局唯一1分37秒台を刻んだハミルトンがベッテルにコンマ6秒以上の差をつけたままセッションを終えている。
2番手から10番手までの結果は次の通り。2番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、4番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、7番手ダニール・クビアト(レッドブル)、8番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、9番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、10番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)。
マクラーレン・ホンダ勢は、上記の通り2台ともにトップ10をキープして初日のセッションを終えている。ロングランでのペースも安定しており、明日の予選でのQ3進出、明後日の決勝でのポイント獲得に向けて期待が膨らむセッションとなった。
F1ロシアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。