フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、体調がようやく「100%」になったと話している。
アロンソは、F1開幕戦オーストラリアGPの大クラッシュで胸部を負傷し、次の第2戦バーレーンGPは欠場して、前回の第3戦中国GPから復帰した。
ロシアGP(5月1日決勝)を前に、ようやく「薬を飲む」ことがなくなったとアロンソはスペインのメディアに話している。
「痛みはまったくないし、トレーニングも何の問題もなくできている」
「中国GPのあと数日間はおかしな感じがあったけれど、それ以降はすべて順調だ」
「回復のプロセスは予想より長かったよ。メルボルン以降、100%になるまでに42~43日かかった。でも、たぶんそういうものなのだろう」
アロンソはマクラーレン・ホンダの進歩にも満足しているとアロンソのマネージャーであるルイス・ガルシア・アバドが『Radio Marca』に話している。
「この道が正しいと心から信じている」
「大きく進歩した今、クルマを降りたときにドライバーたちが満足しているのが見て取れる。後れは1年以内にまで縮まっている」
アロンソの契約期間は来年いっぱいだが、アバドは契約について次のように話した。
「契約の面では静かな状況だ」
「今後のステップでどういった展開になるかを見ることになる。しかし基本的には、フェルナンド・アロンソがここ数日を日本で過ごしていたことが、ドライバーの忠誠心を明確に示している」
アロンソは、東京国立博物館で鎧甲を見ている姿を22日(金)にインスタグラムに投稿していた。