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フェリペ・マッサ「ウィリアムズは3強に後れをとっている」

2016年04月21日(木)16:42 pm

ベテランF1ドライバーであるフェリペ・マッサが、今年のウィリアムズは現時点で3チームに対して後れをとっていると認めた。

■2年連続3位のウィリアムズ、今年は苦戦

独立系チームながら名門チームのひとつに数えられるウィリアムズ。しかし、近年では苦戦が続き、自然吸気V8エンジン時代終盤にはコンストラクターズランキングも8位や9位というポジションに落ち込んでしまっていた。

だが、新ルールが導入された2014年にメルセデス製パワーユニットを得たウィリアムズは息を吹き返し、マッサとチームメートのバルテリ・ボッタスの活躍もあり、一気にランキング3位に上昇。そして2015年も2年連続でその位置を守っていた。

だが、2016年シーズンは、まだ3レースが終わっただけという段階ながら、チームランキングはメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルに次ぐ4番手となっている。しかも、現在自分たちより上位にいるチームとは、明らかに力の差があるようだ。

■現時点では4番手だとマッサ

「今は、3チームが僕たちより速いと思っている」

母国ブラジルの『Globo(グローボ)』にそう語ったマッサは、次のように続けた。

「この3チームは僕たちよりも調子がいい」

「僕たちも、サーキットによっては、予選でレッドブルとの差を少し縮めることもできるだろう。だけど、決勝では彼らのほうがかなり強いクルマを持っているのは分かっている」

先週末に上海で行われた今季のF1第3戦中国GP決勝を6位でフィニッシュしていたマッサは、次のように続けた。

「あれが自分にできる最高の位置でのフィニッシュだった。僕らは、ほかのクルマがどの部分で僕らよりも優れているのかを調べていく必要がある」

「それが簡単じゃないことは分かっている。だけど、僕たちは戦い続けるし、取り組み続けていくよ」とマッサは付け加えた。

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