マクラーレンの控えドライバーであるストフェル・バンドーンは、2017年に関して複数のチームから接触があると話している。
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マクラーレンのジェンソン・バトンはチームと1年契約を結んでいる。バトンは来年、F1キャリアを続けるために、自身が2000年にデビューした古巣のウィリアムズに移籍するかもしれないとイギリスの『Telegraph(テレグラフ)』紙が伝えている。
24歳のバンドーンは、昨年はF1直下のカテゴリーであるGP2で圧勝し、今年は日本のスーパーフォーミュラに参戦している。
F1第2戦バーレーンGPでバンドーンは、負傷欠場したフェルナンド・アロンソに代わってマクラーレンのステアリングを握り、初出走でポイント獲得という快挙を成し遂げた。
マクラーレンのチーム代表エリック・ブーリエも、バンドーンを絶賛している。
「現時点で、彼はもう何も証明する必要がないと思う」
「あとは機会があるかどうかだけだ」
■複数のチームがバンドーンに関心
バンドーンは、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように語っている。
「今年も、正ドライバーのシートまであと少しだった」
「2017年の話をするのはまだ早すぎるけれど、これからの数か月は興味深いことになりそうだ」
「マクラーレンとほかにも数チームが、僕に対する関心を示しているんだ」
■フェルスタッペンに並ぶ逸材
バンドーンの才能と潜在能力の高さは、昨年、史上最年少の17歳でF1デビューしたマックス・フェルスタッペンにも並ぶと言われている。
オランダ人のフェルスタッペンは、隣国ベルギー出身のバンドーンがF1に加わることを歓迎している。
「僕たちラーヘ・ランデン(オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの低地地帯)出身のドライバーで支配できたらいいね」
「でも、僕が1位でストフェルが2位だよ」とフェルスタッペンは笑顔で話している。