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「バーレーンでのチーム初ポイントを狙う」トロロッソ/バーレーンGPプレビュー

2016年03月30日(水)17:00 pm

トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1バーレーンGP(4月3日決勝)に向けて意気込みを語った。

■カルロス・サインツ「今年はストレートでも戦えるはず」
「スタートでのターン1はとてもタイトになる。たくさんのクルマが小さなスペースに固まってしまうからね。昨年のスタートのときも多くのクルマが一団となったことでターン1から2にかけてすごく大変な状態になったことを覚えているよ。レースは夜に行われるからブレーキングポイントも週末を通じて変化するんだ。だからフリー走行2回目がそのための参考となる。ターン6は週末を通じて難しかったことを覚えている。風によってクルマのバランスが常に変化してしまい、アンダーステアがかなり強く出てしまうんだ」

「ターン9と10が一番難しいコーナーだよ。このサーキットだけでなく、こういうコーナーはどこでも同じだけど、2つ頂点があって、その区間ではずっとブレーキをかけることになる。だからフロントをロックさせやすいんだ。あのブレーキングゾーンには常にタイヤのあとが付いているのが分かるよ。ターン12も難しかったね。常に限界ギリギリでの走行になるんだ。風の問題さえなければ、1周目はあそこではアクセル全開でいけるよ。だけど次のラップで同じことをやろうとしても風に影響でそれが不可能になるんだ。難しいけれど、うまくやれたときにはドライバーにとってはすごくうれしいものさ」

「最終コーナーではうまく立ち上がることができるようにしなくてはならない。昨年の僕たちは最高速不足に苦しめられていたから、あそこの立ち上がりでうまく駆動力を得られるかどうかがすべてだった。ここのストレートは僕たちにとっては少し長すぎたと記憶しているけれど、多分今年はそうは思わないだろうね」

■マックス・フェルスタッペン「ポイント獲得が目標」
「バーレーンのサーキットにはすごく長いストレートがある。去年は長すぎると感じたよ。2015年にはライバルたちが何度も僕をあそこで追い抜いていった。それはいい気分ではないし、頭の中で独り言を言っていたよ。『うそだろ、うそだろ』ってね。イライラしてしまうけど、ほかのクルマのほうが自分のよりも速ければ、自分にできることはないからね」

「それから、最初の3つのコーナーを過ぎると左側にたくさんの国旗が目に入ったのを覚えている。最初にコースを歩いたときに気付いたんだけど、運転しながらでもときどきそれを眺めていたよ。ターン5、6、7はうまく駆け抜けるのが少し難しかった。暗くなるとブレーキングポイントが変化してしまうからね。でも僕は高速コーナーが好きだし、あそこはこのサーキットの中でもいいところだよ」

「ターン9と10はかなり難しい。フロントをロックさせやすいからあそこでフラットスポットを作りやすいんだ。レース中には起こって欲しくないことだよ。だんだん暗くなって、夜のレースになるのは特別だね。今年はここで何ポイントか取りたいと思っているよ。トロロッソはまだバーレーンではポイントを取ったことがないからね。だから、それがいい目標になるし、達成したいと思っているよ」

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