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ピレリ、新ウルトラソフトはカナダGPでデビュー

ピレリがこれまでで最も軟らかい新タイヤ「ウルトラソフト」を第7戦F1カナダGP（6月10-12日）でデビューさせると発表した。

ピレリは、カナダGPに3種類のコンパウンドを持ち込む。黄色のソフトタイヤ、赤色のスーパーソフトタイヤ、そしてむらさき色のマーキングがされた「ウルトラソフト」タイヤだ。

2016年のレギュレーションにより、ピレリが1レースに持ち込む3種類のコンパウンドのうち、最も軟らかいコンパウンドの1セットをQ3用に保存しなければならない。そのため、カナダGPでは最も軟らかいウルトラソフトの1セットが、予選Q3用に割り当てられるという。Q3で使用されたタイヤはピレリに戻す必要があるが、Q3に進出できなかったドライバーは、その1セットをレース用にキープできる。

また、カナダGPのレースでは、2セットの黄色いソフトタイヤが義務づけられている。

チームは、レース週末3日間で合計13セットのタイヤを、3種類のコンパウンドから自由に選択することができる。2016年タイヤレギュレーションにより、ヨーロッパ内で開催されるレースは8週間前に、ヨーロッパ以外の距離が離れている国のレースは14週間前に、チームはタイヤコンパウンドを選択しなければならない。