24日(水)、バルセロナで朝9時から始まったプレシーズンテスト最終日の4日目、午後6時に全セッションが終了し、バルセロナ合同テスト1回目の全日程が終了した。
■メルセデスAMGは185周を走破
前日同様、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの2人を午前と午後で交代で走らせたメルセデスAMGは、午前のハミルトンが99周、午後のロズベルグが86周、合計185周を走らせた。
午前と午後に分けたのは、あまりにもマシンが壊れず、信頼性が非常に高くなっているため、冬休み明けでいきなり1日に3レース分も走ってきたドライバーの体力のほうをケアしながらの対応策だ。
フェラーリがウルトラソフトなどを試して一発のタイムを出す中、メルセデスAMGは手の内を隠すようにタイムを控えめにしていたところは不気味だ。
■マクラーレン・ホンダはトラブルで3周
1日目2日目は順調に距離を稼いできたマクラーレン・ホンダだが、3日目にオイル漏れ、そして4日目の今日は冷却水漏れとトラブルが続いた。担当したフェルナンド・アロンソは結局3周しかできず、タイムも記録していない。問題は小さいと言われているが、走行距離を稼げなかったことはマシン熟成を考えると喜ばしいことではない。
次回バルセロナ合同テスト2回目は、3月1日から4日まで行われる。
■バルセロナ合同テスト1回目・4日目の周回数一覧
マグヌッセン(ルノー) 153周
ナッセ(ザウバー) 121周
フェルスタッペン(トロロッソ) 110周
ハミルトン(メルセデス) 99周
クビアト(レッドブル) 96周
グティエレス(ハース) 89周
ロズベルグ(メルセデス) 86周
ライコネン(フェラーリ) 80周
セリス(フォース・インディア) 75周
マッサ(ウィリアムズ) 54周
ハリアント(マノー) 51周
アロンソ(マクラーレン・ホンダ) 3周