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盤石メルセデスAMG、周回数が多すぎてドライバーは半日シフト

2016年02月25日(木)20:16 pm

メルセデスAMG非常勤会長のニキ・ラウダは、3連覇を目指すチームの仕上がり具合に自信を深めている。

今週行われているF1のシーズン前テストで、メルセデスAMGは毎日150周以上の周回を重ねて盤石のスタートを切った。

ラウダは、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように話している。

「2連覇すれば、普通は心配しなければならないものだが、われわれの準備は万端だ」

「走行距離があまりに多いのでプログラムを変更したほどだよ。負担を減らすために、ロズベルグとハミルトンを半日ずつ走らせることにした」

ラウダの言うように、初日はニコ・ロズベルグが、2日目はルイス・ハミルトンが走行したが、3日目からは半日ずつ担当している。『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』はこれを「機械より先に人間が壊れた」と表現している。

「私は、このスペインで不具合や欠陥が出ることを願っていた。テストで出れば、オーストラリア(開幕戦)で出る可能性が下がるからね」

「しかし、今のところすべて完ぺきだ」

■フェラーリの新カラーリングは「うれしかった」

メルセデスAMGに一番近いライバルはフェラーリと見られている。今年フェラーリはラウダが活躍した70年代を思わせるカラーリングに変わった。

「まず、新しいカラーリングはうれしかったよ」とラウダ。

「私の古いクルマ(1975年)を思い出させるからね」

「しかし、テストを2日見ただけで彼らの調子を判断するのは不可能だ。来週、ここバルセロナで何をするか見てみることになるが、本当の切り札を目にするのはメルボルンになるだろう」

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