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レンタル移籍のエステバン・オコン「フランスのF1チームに参加できてうれしい」

2016年02月08日(月)17:24 pm

先週水曜日(2月3日)にパリで新ルノーF1チームの体制が発表されたが、若手フランス人ドライバーのエステバン・オコンを控えドライバーとして据えることが明らかとなった。

■レンタルの橋渡しをしたのはルノーの新レーシングディレクター

19歳のオコンはメルセデスのドライバー育成プログラムメンバーだが、今季はメルセデスからのレンタル移籍という形でルノーF1をサポートすることになる。

そのオコンは、「フランス人として、フランスのチームを手伝うことができるのをすごくうれしく思う」と語り、次のように続けた。

「僕が2015年の末にメルセデスと長期契約を結んだのは事実だよ。だから、これを実現してくれたメルセデスとルノーにすごく感謝している」

オコンは2015年シーズンにはGP3にARTチームから出走し、見事年間チャンピオンに輝いている。このARTの共同オーナーであるフレデリク・ヴァスールが、新ルノーF1チームのレーシングディレクターを務めることになっている。

ヴァスールは、オコンとの契約について『L’Equipe(レキップ)』に次のように語った。

「エステバンは今もメルセデスとの契約下にある。だが、私はメルセデスとは素晴らしい関係にあるんだ。それによって(交渉が)円滑に進んだという面もあるだろうね」

■2017年にはファンドールネがマクラーレンからデビュー?

ARTでは、マクラーレンの控えドライバーを務めるストッフェル・ファンドールネも2015年のGP2チャンピオンに輝いている。だが、ヴァスールは、ベルギー人ドライバーのファンドールネがルノーに加入する可能性はなかったと次のように続けた。

「ストッフェルに関しては、状況が非常に明確なんだ。彼はマクラーレンとの契約下にあるし、私は本当に彼が来年にはあそこのシートを得るだろうと思っている」

「マクラーレンも彼(ファンドールネ)が出した結果やその能力についてはよく分かっている。だから、私にはマクラーレンが彼を手放すなどということは一瞬たりとも想像ができないよ」とヴァスールは付け加えた。

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