ロータスを買収し、2016年からフルワークス体制でF1への挑戦を行うルノーだが、これまでに伝えられているところによれば2月3日(木)にパリで新チームの管理体制などの詳細が発表されると考えられている。
だが、それより一足早く、新ルノーチームの管理体制に関する情報が伝えられてきている。
ルノー関係者がリークしたとされる情報によれば、新チーム会長にはジェローム・ストール、マネジングディレクターにはシリル・アビテブールが就任することは明らかとなっていたが、これに加えティエリー・ボロールとパトリス・ラッチが新ルノーF1の役員として就任することになるという。
そして、うわさされていたように、GP2に参戦しているARTチームの設立者であるフレデリック・ヴァスールが新ルノーF1チームの実質上のチーム代表であるレーシングディレクターに就任することになるようだ。
ルノーF1の技術面を支えるのは、ボブ・ベル(元メルセデスAMGテクニカルディレクター)、ニック・チェスター(ロータス/テクニカルディレクター)、アラン・パーメイン(ロータス/トラックサイドオペレーションズディレクター)、そしてルノーのエンジン責任者であるレミ・タファンといった面々で、4度F1王座に就いた元F1ドライバーのアラン・プロストは、これまで通りアンバサダーとしてチーム運営にかかわることになりそうだという。