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ザウバーのエリクソン「新車投入の遅れは問題ではない」

2016年01月25日(月)16:47 pm

ザウバーのマーカス・エリクソンが、新車の投入が遅れはするものの、そのことについては特に心配などしていないと主張した。

ザウバーでは2月22日(月)に始まる今年最初の公式F1シーズン前テストに新車を間に合わせることができず、2016年型車であるC35がお目見えするのはその翌週3月1日(火)からの2回目のテストになる予定だ。

2014年にケータハムからF1デビューを飾ったエリクソンは、2015年にザウバーに移籍。今季もザウバーで3年目のF1シーズンを迎えることになる。

ザウバーの新車投入が遅れることに関して質問されたエリクソンは、それはもちろん「理想的なことではない」と認めつつも、母国スウェーデンの『Teknikens Varld(テクニケンズ・ヴァルド)』に次のように語った。

「でも、(最初のテストで)いくつかの作業は可能だよ。タイヤのデータを収集したり、いくつかの新しいパーツやセッティングのテストを行ったりね」

「理想的には最初のテストから新車で臨みたいところだよ。でも今は、そのために僕たちにできることはそれほどないんだ」

ザウバーにとっての前向きな情報は、フェラーリの2016年仕様パワーユニットではパワーがさらに改善されるようだというものだろう。今年からフェラーリエンジンを搭載することになるトロロッソは2015年仕様のパワーユニットで戦うことになるが、ザウバーは最新の2016年スペックで戦うことになる。

「すでに報道されていること以上のことは知らないんだ。だけど、フェラーリのエンジニアたちはここまでに達成できた数値にすごく満足していると聞いているよ」とエリクソンもフェラーリの2016年スペックエンジンに期待している。

だが、フェラーリの2016年型エンジンは、昨年までのものとは様式がかなり違うものになると言われている。ザウバーでは2016年型車C35が使える状態にならなくては、その新エンジンでのテストを行うことは不可能だ。

「フェラーリとハースによって初期の問題がうまく解決できるんじゃないかと期待しているし、そもそもフェラーリは信頼性に関しては非常にいいからね。だから特に心配はしていないよ」とエリクソンは付け加えた。

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