NEXT...F1開催スケジュール

F1イタリアGP、エクレストンとはまだ合意に至らず

2016年01月23日(土)15:53 pm

F1イタリアGPの開催地であるモンツァのレース主催者たちは、現在もF1最高責任者バーニー・エクレストンとの間で新たな契約に向けてレース開催権料に関する話し合いを続けている。

F1開催継続が危ぶまれる状況に陥っていたモンツァだが、主催者であるイタリア自動車クラブ(Aci)に対する優遇措置に関する法律が修正されたことで、その危機から脱することが可能となったと見られている。そして、近いうちにエクレストンとの間に今後7年にわたる契約の調印が行われるだろうとも伝えられていた。

だが、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、主催者側とエクレストンによるレース開催権料に関する話し合いはまだ完全に合意に至ったわけではないと報じている。

アンジェロ・スティッキ・ダミアーニAci会長は、「いくつかの詳細に関して合意する必要が残されているが、決着を迎え、調印するまであとわずかのところまできている」とコメントしている。

だが、伝えられているところによれば、Aci側がエクレストンに提示している開催権料は1年につき2,000万ドル(約23億8,000万円)だが、エクレストンのほうはオーストリアGPを開催するレッドブルリンク同様の2,800万ドル(約33億3,000万円)を要求しているという。

スティッキ・ダミアーニは、『Italpress(イタルプレス)』に次のように語った。

「エクレストンは2,800万ドルを要求した。その額は我々が支払っている額よりもかなり高額だが、ほかのサーキットよりは相当安いものだ」

そう語ったスティッキ・ダミアーニは、2016年に首都バクーでF1を初開催することになっているアゼルバイジャンが払うレース開催権料はもっと高額だと次のように付け加えた。

「例えば、バクーは、今後3年間におよそ1億5,000万ドル(約178億円)を支払うことになるようだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック