ルノーは3日(木)、ロータスを買収し、2016年からはフルワークスチームとしてF1参戦を継続することを正式に発表した。
ルノーは今年9月に、ロータスとの間でチーム買収に向けた「基本合意書」を取り交わしていた。だが、実際に買収が行われるのか、ルノーが2016年以降も何らかの形でF1にとどまるのか、これまで正式には明らかとされていなかった。
このほど、エンストンに本部を置くかつてのルノーF1チームを買い戻し、2016年からルノーとしてF1フル参戦を再開することに関し、ルノーの最高経営責任者であるカルロス・ゴーンは3日(木)に発表された声明の中で次のように語っている。
■カルロス・ゴーン(ルノーCEO)のコメント
「ルノーには2つの選択肢があった。100%復帰するか、あるいは(F1を)去るか、ということだ。詳細にわたる分析の結果、私は、2016年からルノーとしてF1を続けることを決断した。F1の主な利害関係者たちから提供された最終的な細目事項は、我々がこの新たな挑戦を受け入れる自信を提供してくれるものだった。たとえ少し時間はかかろうとも、我々は勝利を目指していく」