メルセデスAMG「最高の形でシーズンを終えられた」／F1アブダビGP決勝
2015年F1第19戦アブダビGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、次のようにコメントした。
【結果】F1アブダビGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ニコ・ロズベルグ「完ぺきなシーズンの終わり方」
決勝／優勝
「僕にとっては完ぺきなシーズンの終わり方だ。この一年つらい時期もあっただけに、こうなることを願っていた。6戦連続ポールに3連勝なんて、すごいよ。終盤にきてこんなパフォーマンスができるなんて、すごくハッピーだ。このサーキットでは昨年、僕のレースキャリアで最悪（ルイス・ハミルトンの逆転タイトル）の経験をしたが、それを忘れさせてくれた。いい気分だね」
「今日のレースは言うことなし。スタートもピットストップも、それにタイヤ管理もすべてすばらしく、すべてが自分の意のままだった。見ごとなシルバーアローのマシンを与えてくれたチームに深く感謝する。工場に勤務するみんな、サーキットの仲間たちも一年を通じて最高の働きぶりだった。明日、2016年を始めてもいいくらいだが、それはさすがに無理だよね。ヘンな話だが、こんなに今の瞬間を楽しんでいるのに、もうひとりの自分はもう来年のことを考え始めている。ここをこう変えようとか、ここを伸ばさなきゃとかね」
「これでようやく、僕らチームは家族と休みに入る。僕自身も妻や娘と時間を過ごせるんだ。楽しみだね」
■ルイス・ハミルトン「レース戦略に何が起きたのか」
決勝／2位
「とても難しいレースだった。第1スティントの終盤、ニコ（ロズベルグ）の後方を走っていて、すっかりタイヤがやられてしまった。第2スティントはとてもよかったが、最後、レース戦略に何が起きてしまったのかは謎だ。シーズンの終わりに来て、開幕当初の勢いは何処へやら。それでも、信じられない一年だったよ」
「チームの仕事ぶりはすばらしかった。工場に勤務する全員に大感謝さ。彼らなしに、おれ様は世界王者だなんて言っていられない」
「この冬はいったん現場を離れ、来年はもっと強くなって戻ってくる。体の調子をもっと整え、2016年用のマシンを乗りこなしてやる」
