ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2015年F1第19戦アブダビGP決勝を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が次のようにコメントした。
■新井康久「来年は強くなって戻ってくる」
「まず何よりも、シーズンを通じて高い士気とハードワークでチームを支えてくれた二人のドライバーたちに感謝したいと思います」
「そして、チーム全員に感謝しています。彼らはここまでの19レースを通じて、非常に多くの浮き沈みを乗り越えてくれました。そして彼らとともに、ウォーキング(マクラーレン本部)とさくら(ホンダF1プロジェクト本部)で砦を守り続けてくれた全員に対して、大きな感謝の言葉を述べたいと思います。みなさんの誰か一人が欠けても、今季私たちが改善を続け、戦い続けることはできなかったでしょう」
「今回のアブダビでの決勝結果は厳しいものでした。1周目やピットレーンでは事故も起きてしまいました。しかし、私たちは中団ではいいバトルが展開できるまでにパッケージが進歩したのを確認することができました。これから冬の間の開発を楽しみにすることができますし、信頼性やパワーユニットのパワー展開の修正に集中していきます。来年にはより強く、さらにいい状態で戻ってくることを目指します」
「最後に、1年を通じて温かい応援をしてくれたファンに大きな感謝の言葉を送りたいと思います。みなさんの厚情と励ましが、私たちにとっては非常に大切な支えでした」