フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネが、F1アブダビGP(29日決勝)で撮影中のテレビカメラマンに暴言を吐いたと言われている。
発端は、ベテランのF1フォトグラファーであるダレン・ヒースのツイートだった。ヒースによると、アリバベーネは、イギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』のカメラマンに向かって「同じことをやったら、お前の首を切り落としてやる!」と怒り狂っていたという。
その後、ヒースはこのツイートを削除し、「頭に血が上っているときのツイートがいかに有害なものであるかを今日は学んだ」とつぶやいている。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙も、カメラマンがピットでフェラーリのガレージを撮影している際に事件が起きたと伝えている。
取材に対し、フェラーリの広報担当者は「確かに事件があった」と認めている。
「カメラマンがメカニックにぶつかった。マウリツィオは介入したが、警告を与えたに過ぎない」と広報担当者は述べている。