【動画】ファンが選ぶアブダビGP、1位は・・・「放っておいてくれ！」
世界中のファンが選んだ過去のベスト・アブダビGPをF1公式サイトのF1.comが発表した。
■3位は2014年のチームメート対決
まず3位に選ばれたのは、記憶に新しい2014年のルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）対ニコ・ロズベルグのチームメート対決。ファンの支持率は20％だった。
■2位に選ばれたのは、2010年のドラマチックなレース
最終戦アブダビGP前のポイントランキングは、1位フェルナンド・アロンソ（当時フェラーリ）246点、2位マーク・ウェバー（当時レッドブル）238点、3位セバスチャン・ベッテル（当時レッドブル）231点、4位ルイス・ハミルトン（当時マクラーレン・メルセデス）222点という順で、アロンソは最終戦を2位以上でゴールすれば王座獲得という優位な状況だった。
しかし、レースが始まるとミハエル・シューマッハ（メルセデス）のスピンによるクラッシュの影響でセーフティカーが導入、これに運命を狂わされたのがランキング1位の2位のアロンソとウェバー。そして、15点差のポイントランキング3位で王座へ挑んだセバスチャン・ベッテル（当時レッドブル）が優勝し、史上最年少記録となる23歳で自身初のF1チャンピオンに輝いた。
■1位はライコネンの「放っておいてくれ！」
栄えある1位に選ばれたのは、2012年F1復帰後に初優勝を飾ったキミ・ライコネン（当時ロータス）。有名なセリフ「放っておいてくれ！自分がやるべき事は分かってる！（Leave me alone. I know what I'm doing.）」は、後にライコネンがTシャツを500枚制作しチームメンバーにプレゼント。あまりの人気に一般発売までされた。
ライコネンは、F1での優勝は2009年以来でも淡々としており、ロータスが優勝したのは1987年のアイルトン・セナ以来だと告げられてもまったく感動せず、「ただのチーム名だし、元々はアロンソが居たチーム（ルノー）が名称変更しただけだ」とアイスマン（ライコネンの愛称）は語っていた。
■Your favourite Abu Dhabi Grand Prix - 2012【映像：F1.com】(3:34)
【人気者ライコネン、F1復帰後の初優勝時も話題は豊富・・・】
■ライコネン「うれしいけど飛び回るほどじゃない」
■ライコネン、優勝しても淡泊
■「放っておいてくれ」ライコネンの無線は普通のこと
■ライコネン、ビール片手に優勝記念写真で非難
■FIA、F1ドライバーに汚い言葉を使わないよう警告
■ライコネン「放っておいてくれ」Tシャツをロータスにプレゼント。グッズストアで販売へ？
■ライコネンの「放っておいてくれ」Tシャツがついに発売！
■「GP2エンジンだ」のアロンソは無線非公開を希望、「放っておいてくれ！」のライコネンは「ファンは面白い」
飲酒禁止の国でライコネンの足下にビールが・・・「放っておいてくれ！」。
