マクラーレンのテストドライバーを務めるストッフェル・ファンドールネが、来季は離脱したケビン・マグヌッセンに代わって自分が正式にマクラーレンの控えドライバーに昇格することを認めるとともに、うわさされているスーパーフォーミュラ参戦の可能性について語った。
今季、F1の下位カテゴリーであるGP2で年間チャンピオンとなったファンドールネが、来季はマクラーレンの正式な控えドライバーとなるのはほぼ確実だと見られていたが、来季はその役目を負うかたわら、日本のスーパーフォーミュラへ参戦するのではないかとのうわさもささやかれている。
23歳のファンドールネは、10日(火)に次のように語った。
「もちろんいくつか選択肢はあるし、今そのための交渉を行っているところだよ」
「いずれにせよ、僕はマクラーレンのテスト兼控えドライバーになるし、それはいいポジションだよ。そして、自分が研ぎ澄まされ、身体的問題もなく、集中している状態を保っていられれば、F1で何らかのチャンスが生まれたときにそれをつかむ準備が100%整っていることになるからね」
ファンドールネは、近いうちに日本を訪れ、スーパーフォーミュラのテストを受けることになると認めた。もちろん、それが現在のマクラーレンのパートナーであるホンダのエンジンを搭載するチームとなることはまず間違いないだろう。
「僕は、それ(マクラーレン控えドライバー)と並行してレースを続けたいんだ。スーパーフォーミュラはその選択肢のひとつだと思っている。でも、そうなるかどうかはまだ決まっていないんだ」
そう語ったファンドールネは、スーパーフォーミュラに関して次のように付け加えた。
「それほどのパワーはないけれど、コーナリングスピードはかなり印象的だよ。コーナーでは彼らのほうが今日のF1カーよりも速いのは確かさ」