2015年F1第17戦メキシコGPが10月30日(金)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で開幕。現地時間14時(日本時間31日5時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップに立った。
セッションが開始されて5分のところで、フリー1でトップタイムを刻んでいたトロロッソのマックス・フェルスタッペンがクラッシュ。ドライバーにけがはなかったものの、クルマはフロント部分が大破し、ここで赤旗が振られる。
その後、順当にメルセデスAMG勢が速さを見せ、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが1-2体制を築く。だが、そこに午前中から好調ぶりを発揮していたレッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが割り込み、ハミルトンを4番手に引きずりおろす。
レースが残り30分を切ったところでロマン・グロージャン(ロータス)のクルマにトラブルが発生し、コース脇にストップ。これで今日2度目の赤旗中断となる。
セッション終盤には再び軽い雨が落ち始め、結局それ以上のタイム更新はなく、ロズベルグがトップのままでセッションが終了時刻を迎えた。
マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが8番手、ジェンソン・バトンが9番手と、2台そろってトップ10内に入ってメキシコでの初日を終えた。
フリー走行2回目のトップ10は、次の通り。トップはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、2番手ダニール・クビアト(レッドブル)、3番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、7番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8番手フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、9番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、10番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。
F1メキシコGPフリー走行3回目は、日本時間11月1日(日)の午前1時から始まる。