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【ホンダF1】「高い標高への対応がカギに」/F1メキシコGPプレビュー

2015年10月28日(水)11:10 am

ホンダF1プロジェクト最高責任者の新井康久が、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われるF1第17戦メキシコGP(11月1日決勝)に向けて意気込みを語った。

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■新井康久「限られた時間を有効に使いたい」
「1965年にリッチー・ギンサーによってホンダがF1初優勝をとげたエルマノス・ロドリゲス・サーキットでまたレースができることを光栄に思っています」

「それ以降、F1の技術やサーキット、そしてホンダもすべて大きく変わってきています。そして今週末のレースはパドックのすべてのチームにとって大きな挑戦となるでしょう。サーキットのレイアウトは新しくなっていますし、フリー走行では新たなデータを収集することに取り組んでいくことになります」

「それに加え、標高が高いことから、いつものような出力を維持するためにはエンジンにより多くの空気を供給することが必要となりますから、ターボチャージャーがさらに酷使されることになります。サーキットには長いストレートもタイトなコーナーもあることから、エネルギーマネジメントも難しくなります」

「天気予報によれば、雨がオースティンからメキシコまで我々を追いかけてきているようです。ですから、間違いなく走行時間は限られてくると思いますし、それを効率的に使ってクルマのセットアップを有利に進めていくことが必要になるでしょう。マクラーレン・ホンダは一体となってパワーユニットとシャシーのパフォーマンスのバランスを取ることに努め、レースで最大限の可能性を発揮できるように備えていくつもりです」

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