NEXT...F1開催スケジュール

【マクラーレン・ホンダ】「未知なるレースへの挑戦」/F1メキシコGPプレビュー

2015年10月28日(水)11:06 am

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われるF1第17戦メキシコGP(11月1日決勝)に向けて意気込みを語った。

【最新】2015 F1世界選手権ポイントランキング

■エリック・ブーリエ「特別な思い出があるサーキット」
「貴重なポイントを稼いだオースティンでのドラマティックな週末に続いて、今度はメキシコに向かうことになる。そしてメキシコGPが行われるのは未知のサーキットであり、標高2,200mにある新たなサーキットのレイアウトと対面することになる。週末を通じて多くのファンを迎えることになるだろうし、ワクワクするものとなるのは間違いない」

「メキシコGPがF1カレンダーに書き加えられたのは1992年以降初めてのことだ。だが我々のチームメンバーの多くが、以前そこで行われた少なくともひとつのグランプリのことは覚えている。そうでない者もこのサーキットの素晴らしい伝説について聞かされていることだろう」

「エルマノス・ロドリゲス・サーキットにはマクラーレンにもホンダにも特別な思い出がある。1965年には、リッチー・ギンサーがあそこでホンダにF1初優勝をもたらしたし、ダニー・ハルムが1969年にマクラーレンで勝利を収めた。そしてマクラーレン・ホンダとしてはアラン・プロストとアイルトン・セナが1988年と1989年にそれぞれ優勝を飾っている」

「メキシコではかつて成功を収めてきたとはいえ、23年もの間隔が空いたことで、まったく新しい開催地のように感じられる。そうしたところでは特別で独特な雰囲気を持つ週末になるものだし、誰が勝つことになるのか分からないというワクワクするような未知の世界を迎えることになる」

「このサーキットの特性は間違いなく挑戦しがいのあるものだ。そして、我々にとっては新たなアスファルトでのタイヤの摩耗やセットアップに関してできるだけ早く克服する必要がある。どのチームにとっても、比較的短い時間で多くのことを学ぶ必要がある。だが、レーサーとしては、今週末がどういう展開となるのか非常に楽しみにしているし、我々もこの伝説的なサーキットで素晴らしいレースが展開できることを期待している」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック