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F1フィンランドGP実現の可能性は？

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、フィンランドでのF1レース開催が「現実的」かどうかは分からないと語った。

今年8月に、フィンランドの『Ilta-Sanomat（イルタ・サノマット）』紙が、F1ハンガリーGP（第10戦）が開催されたブダペストでエクレストンがフィンランドでのレース主催者候補たちと会合を持ったことを報じていた。

フィンランドは、人口こそ600万人に満たないものの、F1ドライバーに関してはニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）の父親でありフィンランド初のF1チャンピオンであるケケ・ロズベルグを始め、JJレート、ミカ・サロ、ミカ・ハッキネン、ヘイキ・コバライネン、そして現役ドライバーでもキミ・ライコネン（フェラーリ）やバルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）という優れたF1ドライバーを輩出してきている。

国別のF1チャンピオン数トップはイギリス（スコットランドを含む）の10名だが、フィンランドはブラジルとならぶ3人のチャンピオンを生んだ、いわばF1大国のひとつだ。

エクレストンは最近、フィンランドのテレビ局『MTV』とF1放送契約を更新し、フィンランドのF1ファンは常にF1を応援してくれていると称賛の言葉を送っていた。

だが、フィンランドでのF1グランプリ開催の可能性を質問されたエクレストンは、「現実的に可能かどうかは分からない。私としては実現して欲しいと思っているがね」と答え、次のように付け加えた。

「F1のファンは世界のあの地域にも多いんだ。だから我々としても行くべきだよ」