マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、F1アメリカGPで通算3度目のF1タイトル獲得を決めたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)をたたえるコメントを行った。
【結果】F1アメリカGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
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大型ハリケーン接近に伴う悪天候により、かなりの混乱をきたした先週末のF1アメリカGPだったが、決勝も多くの波乱を含んだレースとなった。
終盤、ランキング3番手のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が、F1タイトル獲得に王手をかけていたハミルトンの前を走行していたにもかかわらず、自らのミスでコースオフしてしまい、ハミルトンに追い抜きを許してしまう。
結局、これによりハミルトンが2年連続で自身通算3度目のF1タイトル獲得を達成。アイドルであったアイルトン・セナを始め、ジャック・ブラバム、ジャッキー・スチュワート、ニキ・ラウダ、ネルソン・ピケと並ぶ記録を打ち立てた。
2006年に2度目のF1王座に就いて以来、3度目のタイトルになかなか手が届かないフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)だが、今回のハミルトンの快挙について次のように語った。
「今年のハミルトンはレベルが違うよ。彼は最初から最後まで圧倒的に支配してきた」
「昨年は、ロズベルグ(メルセデスAMG)が多少なりともワクワクさせてくれたけれど、今年は誰よりも彼(ハミルトン)が王座にふさわしいね」
そう語ったアロンソは、次のように付け加えた。
「来年はまた誰かが彼を少し苦しめることができるかどうか、様子を見ることにしよう」