サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた2015年F1第16戦アメリカGP3日目を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者である新井康久が次のようにコメントした。
【結果】F1アメリカGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■新井康久「アロンソのポイント圏外脱落は非常に残念」
「今週末は天候に恵まれなかったため、走行時間が非常に限定されてしまいました。しかし、今日の結果は、短い時間の中でパワーユニットとシャシーのセットアップを行ったチームワークのたまものだったと思っています。2人のドライバー、ピットワーク、そしてレース戦略に関して素晴らしい共働作業ができていました」
「フェルナンド(アロンソ)のクルマはレースを通じてかなり競争力がありました。彼の技術と新たな第4スペックエンジンのおかげで週末を通じて期待通りのパフォーマンスを示してくれました」
「しかしながら、インジェクターのトラブルだと思われますが、一時的に彼はパワーを失ってしまいました。それはレースの最後のほうでは修正されていました。これについてはさらに調査し、状況を確かめる必要があります。言うまでもなく、この問題により彼がポイント圏内から脱落してしまったことは非常に残念に思っています」
「これからすぐにメキシコへ向かいますが、これからの数日でエンジンの準備を行い、データの分析をすることに専念することになります」