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F1ボス、日本GP国際映像でのメルセデス報復を否定

2015年09月29日(火)17:01 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、鈴鹿で行われたF1日本GPで意図的にメルセデスAMGが映像に映らないようにしたのではないかとの疑いを否定した。

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鈴鹿で1-2フィニッシュを達成したメルセデスAMGだが、およそ90分間に及ぶテレビ放送の中で、その姿がとらえられたのはわずかに6分弱だったと伝えられている。

メルセデスAMGのエグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフ、非常勤会長のニキ・ラウダも、その異常な状態には気付いていたと認めている。また、フェラーリも鈴鹿から配信された国際映像にはあまり映されていなかったという声もあがっている。

うわさでは、来季からエンジン供給を求めるレッドブルに対し、メルセデス側がこれを拒絶したことに対してエクレストンが報復措置としてメルセデスAMGの映像があまり映らないように仕向けたのではないかと言われている。ラウダは、ロンドンにエクレストンを尋ね、この件について確認したいと語っていた。

だが、エクレストンはドイツの『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に対し、「意図的にそうしたというようなことではない」と語り、次のような説明を行った。

「数週間前にレース運営に関する話し合いを行った結果、中団グループをもっと多く映像に登場させるべきだとの結論に達していたのだ」

「ただ、トップを走るクルマを映していただけでは退屈だろう。だが、我々としては中団のチームをもっとうまくサポートしようとしているんだ」

「ラウダとヴォルフもこうした検討が行われたことは知っているし、理解してくれると思うよ」

そう述べたエクレストンは、次のように付け加えた。

「日本ではディレクターたちが少しばかりやりすぎたかもしれないね。だが、私はそれに介入するようなことはしなかった」

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