マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、F1第14戦日本GPで、ホンダエンジンについてF1の下位カテゴリーであるGP2のエンジンだと非難した。
鈴鹿サーキットで行われた日本GPで、ホームストレートでザウバーに抜かれたアロンソは、無線で「GP2みたいにストレートで抜かれている。恥ずかしいよ。本当に恥ずかしい」と不満を吐き出した。
その後、17歳のマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)にも抜かれると、「GP2エンジンだ!」と言い、怒りの叫び声を上げた。
■ロン・デニス「扉の向こう側で片をつける」
ホンダの首脳陣も訪れていた日本GPで、無線とは言え、アロンソがこうした発言をしたことについて、マクラーレン最高権威のロン・デニスは、イギリスの『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に次のように話した。
「あまり建設的ではなかったね」とデニス。
「彼は(2007年とは)まったく違う人物だよ。ただ、悔しさを違う形で吐き出しただけのことだ。あのことであまり腹を立てるつもりはない」
「恥ずかしいことではある。だが、これ以上は触れたくない。ひょっとすると、すべての人が耳にするようにという意図だったのかもしれない。大目に見ることはしないが、扉の向こう側で片をつけるよ」
また、ホンダはF1に全精力を注いでいるとデニスは強調した。
「ホンダの最も重要な役職者が3人訪れており、皆チャンピオンを勝ち取ろうと強く決意している。上昇曲線は彼らの予想より段階的なものになっているが、その志と決意はまったく揺らいでいない」
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