鈴鹿サーキットで行われた2015年F1第14戦日本GP決勝を終え、レッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが次のようにコメントした。
【結果】F1日本GP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ダニール・クビアト「さまざまな問題を抱えていた」
決勝/13位
「今日の午後は僕にとってはかなり退屈なレースになった。いろんな状況がからみあって後方に沈み、攻撃をしかけることができなかったからね。僕のクルマはまったく新しいものになっていたから楽じゃなかったよ。タイヤやブレーキにも問題を抱えてしまったし、オーバーテイクボタンもうまく機能しなかったからかなり難しいレースになってしまったんだ」
「最後のほうでは何人かを追い抜くこともできたけれど、それほどうれしくはなかった。不満が残るし、残念だけれど、あれ以上できることはなかったよ。13位になるためのバトルをしても、あまり満足感はないからね。だけど、チームにはすごく感謝している。彼らは土曜日の夜に懸命な作業をしてクルマをレースに間に合わせてくれていたんだ」
■ダニエル・リカルド「スタートでの接触で大きく順位を落とした」
決勝/15位
「スタートのとき、僕にとって最高のラインは真ん中をまっすぐに走ることだった。キミ(ライコネン/フェラーリ)やフェリペ(マッサ/ウィリアムズ)との差は見えていたし、かなり接近していたのは分かっていた。だけど、彼らがもう少しスペースを残してくれると思ったんだ。まだビデオは見ていないけれど、誰に対しても文句を言うつもりもないし、あれはレーシングアクシデントだったと思っているよ」
「チームにとっては残念だ。スタートでいくつか順位を上げられたはずだと思っているし、そうすればレースは全然違うものになっていたはずだ。だけどタイヤがパンクしてしまい、それによってフロアもダメージを負ってしまったからダウンフォースもいくらか失われてしまっていたんだ。できる限りのことをやろうと試みたし、最後のほうでは何台かのクルマをとらえはじめた。でも、そのころにはもうグリップがなくなってしまって、何もできることはなかったよ」
「ひとつ前向きなことをあげるなら、フロアがダメージを受けていたにもかかわらず、クルマのハンドリングはよかったということかな」
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