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【F1公式動画】メルセデスが考える、コクピット・プロテクション・コンセプト

2015年08月30日(日)17:55 pm

アメリカ・インディカーのレース中、クラッシュした他車のパーツの破片が直撃し、他界した元F1ドライバーのジャスティン・ウィルソン(イギリス、37歳)の死亡事故を受け、F1などを統括するFIA(国際自動車連盟)はフォーミュラカーのコクピット保護に関して研究を続けるという。

以前の案にあった、戦闘機風にコクピット保護を覆う透明のキャノピーについては、以下の懸念が出ていた。
A)破片がキャノピーに当たった場合、破片は高反発で宙に浮き、他車や観客への安全上のリスクがある。
B)事故で負傷したドライバーの救助が非常に困難になる。

9月には、上記A)B)を改善するために設計されたいくつかの代替え案をテストするという。

その中でも、以下の動画はメルセデスの研究結果によるものだ。
■Video - Mercedes cockpit protection concept(43秒)(外部サイトF1.comへ)

この円形型フープは、特定の種類の破片がドライバーに当たる事を防ぐことができ、ヒンジ式ロック機構によりフープをすぐに取り外すことができるため、ドライバーの救助がしやすくなっている。

ドライバーの目線の正面にある中央の支柱は、視認性への影響を最小限にしたものだという。

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