NEXT...F1開催スケジュール

ルノー、もうすぐ今後の方針を決定との報道

2015年07月29日(水)18:40 pm

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、ルノーF1プロジェクトの中心人物たちが28日(火)にパリで会合を持ったと報じている。

そのメンバーには、ルノーの成功経営責任者であるカルロス・ゴーン、そしてルノーF1エンジンプロジェクトの責任者であるシリル・アビテブール、さらに、ルノーのアンバサダーを務め、ルノーF1が復活の折にはチーム代表を任されるのではないかとうわさされる元F1ドライバーのアラン・プロストらも含まれていたという。

そして『Times(タイムズ)』は、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンの次のようなコメントを引用している。

「ルノーはもうすぐ決断を下すことになるよ」

「F1は彼らにとって今でも魅力のあるものだが、今のようにエンジンサプライヤーであり続けるのか、あるいは以前のようにチームを持つのかという決断を迫られている」

「もちろん、我々としては彼ら(ルノー)にとどまって欲しいよ。だが、どうなるかは、もうすぐ分かるだろうと思う」

最近では、ルノーはロータスから、かつてルノーF1であったチームを買い戻す方向でほぼ決定したようだとも報じられている。

一方、『Blick(ブリック)』は、2016年までレッドブルとそのジュニアチームであるトロロッソとの間にエンジン供給契約を結んでいるルノーとしては、その契約を守るという姿勢に変わりはないと主張していると書いている。

しかし、すでにルノーとレッドブルの関係が冷え切ってしまっているのは明らかであり、お互いにすんなりと契約解除の合意に到達する可能性も否定はできないとも付け加えている。

そんな中、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、イギリスの『BBC』ラジオに次のように語った。

「もし彼ら(ルノー)がとどまるのであれば、正しく仕事を行う必要がある。腰掛け半分でやられては困るからね」

「今後、彼らがどうするのか決定されることになるだろう。だが、彼らがどういう判断をするのかは興味深いね」とホーナーは付け加えた。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック