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安全を犠牲になどしていないとフォース・インディア

2015年07月28日(火)17:09 pm

今季のF1選手権でチームランキング5位を目指す戦いを続けているフォース・インディアが、そのために安全性を犠牲にしたりはしていないと主張した。

【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

現在、2015年のチーム別ランキングで5番手につけているフォース・インディアだが、先週末のF1ハンガリーGP(第10戦)をノーポイントで終えたことにより、ロータスには4ポイント、トロロッソにも8ポイント差にまで詰め寄られてしまった。

そのフォース・インディアだが、第9戦イギリスGPにおいて“Bスペック”とも言われる改良型マシンを投入していた。ところが、先週末のハンガリーGPでは、その改良版VJM08(2015年型車)が大きなトラブルを起こしてしまった。

まず、24日(金)に行われたフリー走行1回目では、セルジオ・ペレスが縁石にマシンを乗せたとたんに右リアサスペンションが壊れてしまうというトラブルが発生。そのままコース右側のバリアにクラッシュしたペレスのマシンは、コース上でさかさまにひっくり返ってストップ。セッション中断の原因となっていた。

そして迎えた26日(日)の決勝では、チームメートのニコ・ヒュルケンベルグのフロントウイングがホームストレートで突然脱落し、マシンの下に潜り込むというトラブルが発生。ヒュルケンベルグのマシンはそのままターン1のタイヤバリアに激突していた。

ドイツの『Bild(ビルト)』から、チームが新スペックのマシンを用意した際、戦闘力を上げるために安全性に関しては妥協を行ったのではないかと質問されたフォース・インディアのCOO(最高執行責任者)を務めるオットマー・サフナウアーは、次のように答えた。

「我々は安全性をないがしろにしてはいないよ。金曜日だって、我々はペレスのクラッシュ原因が何だったのかがはっきりとするまでは、ヒュルケンベルグに走行させなかったじゃないか」

そう語ったサフナウアーは、「二度とこういうことを起こしてはならないからね」と付け加えた。

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